西安で発見(jiàn)された盛唐のお墓 石棺に精巧な壁畫(huà)
ソース:中國(guó)國(guó)際放送局作者: 2024-02-04 13:50
陝西省考古研究院は2日、同院が2023年の考古學(xué)調(diào)査で発見(jiàn)した西安唐薛柔順石槨壁畫(huà)墓は、身分の高い人を埋葬する長(zhǎng)安地區(qū)の伝統(tǒng)的な埋葬地以外で発見(jiàn)された最も精巧で美しい盛唐時(shí)代のお墓の一つであり、同時(shí)代の身分の高い人の埋葬地の分布を研究する上で重要な意義があると明らかにしました。

墓室の西側(cè)で発見(jiàn)された石槨(ひつぎを覆う石造りの外棺)は壁板と傾いた柱から成っており、板壁の外側(cè)には門(mén)、窓、巻き雲(yún)、神獣が彫られています。本體の內(nèi)側(cè)には主に侍女が描かれ、周?chē)欷摔喜莼à胜嗓棨椁欷皮い蓼埂V蝺?nèi)と外はいずれも絡(luò)み合った枝や巻いた草が彫られており、一部には鳥(niǎo)や動(dòng)物がちりばめられています。線は彫りが細(xì)かく、畫(huà)面は華やかながら冗長(zhǎng)ではなく、人物の體つきはふっくらしてはいるものの太ってはいません。盛唐の開(kāi)元年代(713~741年)に見(jiàn)られる柔軟性のある図案、想像力に富んだ特徴を十分に體現(xiàn)しているとされています。

墓室の東側(cè)の壁は楽舞図で、北側(cè)の壁の西は玄武図、西側(cè)の壁は6組の草花です。南側(cè)の壁は朱雀で、翼を広げて飛び立とうとしています。壁畫(huà)は充実したレイアウトと真に迫った畫(huà)面から、墓主の生前の生活がある程度反映されており、墓主の優(yōu)雅な趣が伺えます。
墓誌から、墓主は薛柔順で、幼い頃に両親を相次いで亡くし、一度は出家したが、開(kāi)元29年に男の子を出産後、急病で、わずか29歳で亡くなったことが分かります。
今回出土したこの石棺は保存狀態(tài)がよく、彫られている壁畫(huà)の力強(qiáng)さと明快さは近年まれに見(jiàn)るものです。また壁畫(huà)の內(nèi)容は豊富であり、構(gòu)図もコンパクトで合理的で、畫(huà)面が生き生きとしており、盛唐時(shí)代の墓壁畫(huà)を代表するものです。さらに、墓誌の內(nèi)容が豊富で、河?xùn)|薛氏の分家である薛儆と皇室との関係を研究する上で重要な意義があるとされています。
編集:董麗娜
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